2015年02月
家計の再点検(3)
category - 花 庭
2015/
02/
19退職貧乏か安泰老後か 家計の再点検は50代までに
■老後突入前に夫婦で現状確認を
3分類は主観によるので、最初は飲み代や週刊誌代など何でもかんでも
投資に振り分ける人が多い。しかし、しばらく続けることで自分なりの判断の
軸ができ、月収比で消費70%、投資25%、浪費5%の黄金率に
収斂されていくという(高収入の人は消費の比率が低く、
その分、投資が高くなる)。
横山さんは、この判断軸を持てることが重要だと話す。
「老後が不安だという人は、貯蓄が1億円を超えても根本的な不安が
解消するわけではない。不安を消してくれるのはむしろ
『苦手な家計管理ができるようになった』『資格が取れて稼げる
メドが立った』という自分の変化や成長がもたらす自信にある」。
夫婦で定年後やお金の話をしておくことも重要だ。
共働きで相当の収入がある夫婦がある日、互いの貯蓄残高が
ほぼゼロだと知って驚愕したという例もある。
50代ともなると夫婦間に隙間風が吹き、ほとんど会話のない家庭も
あるかもしれない。お金の話は小競り合いのきっかけになり得る半面、相手の
経済感覚や思い描く老後を知り、夫婦一丸となって老後資金作りに
取り組む下地を作ってくれる。
金融機関やお金のプロとどう付き合うかも、
50代のうちに取り組んでおきたい課題の一つだ。
60歳で多額の退職金を手にし、銀行や証券会社に言われるがまま
投資して失敗したら取り返しがつかない。
押しの強いセールスに弱いという自覚があるのならば、ネット銀行やネット証券に
資産をシフトしていくのも一法だろう。
その上で、投資未経験者であれば少額から投資を始めてみる。
自分で体験してみないと分からないことは、案外多いものだ。
結果として損失を出したとしても、「収入のある50代のうちなら、
十分、リカバーできる」(横山さん)。
■老後突入前に夫婦で現状確認を
3分類は主観によるので、最初は飲み代や週刊誌代など何でもかんでも
投資に振り分ける人が多い。しかし、しばらく続けることで自分なりの判断の
軸ができ、月収比で消費70%、投資25%、浪費5%の黄金率に
収斂されていくという(高収入の人は消費の比率が低く、
その分、投資が高くなる)。
横山さんは、この判断軸を持てることが重要だと話す。
「老後が不安だという人は、貯蓄が1億円を超えても根本的な不安が
解消するわけではない。不安を消してくれるのはむしろ
『苦手な家計管理ができるようになった』『資格が取れて稼げる
メドが立った』という自分の変化や成長がもたらす自信にある」。
夫婦で定年後やお金の話をしておくことも重要だ。
共働きで相当の収入がある夫婦がある日、互いの貯蓄残高が
ほぼゼロだと知って驚愕したという例もある。
50代ともなると夫婦間に隙間風が吹き、ほとんど会話のない家庭も
あるかもしれない。お金の話は小競り合いのきっかけになり得る半面、相手の
経済感覚や思い描く老後を知り、夫婦一丸となって老後資金作りに
取り組む下地を作ってくれる。
金融機関やお金のプロとどう付き合うかも、
50代のうちに取り組んでおきたい課題の一つだ。
60歳で多額の退職金を手にし、銀行や証券会社に言われるがまま
投資して失敗したら取り返しがつかない。
押しの強いセールスに弱いという自覚があるのならば、ネット銀行やネット証券に
資産をシフトしていくのも一法だろう。
その上で、投資未経験者であれば少額から投資を始めてみる。
自分で体験してみないと分からないことは、案外多いものだ。
結果として損失を出したとしても、「収入のある50代のうちなら、
十分、リカバーできる」(横山さん)。
家計の再点検 (2)
category - 花 庭
2015/
02/
12退職貧乏か安泰老後か 家計の再点検は50代までに
「50代の親なら子供のことはある程度割り切って、その分を老後資金に回す
もっとも収入は決まっているわけだから、50代からため始めても限度がある。
その場合は、60歳前に目標額の60~70%をためられれば良しとすべき」。
お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで8000人以上の
赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著作は累計94万部となる。
近著に『手取り17万円からの貯金の教科書』(宝島社)
お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで8000人以上の
赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著作は累計94万部となる。
近著に『手取り17万円からの貯金の教科書』(宝島社)
50代はリタイア前にお金の使い方を見直す最後のチャンスでもある。
ほとんど貯蓄のできない家計のまま、年金生活に突入したら大変だ。
このタイミングで横山さんの元を相談に訪れる人も少なくないが、気になるのは
根拠のない自信から「うちの家計は無駄がないから、見てもらわなくて大丈夫。
保険だけ見直して」というタイプだという。 そういう人に限って、重大な問題点が
見逃されていることが多い。見栄を張って大盤振る舞いをする、義理の付き合いを
だらだら続けるなど昔ながらの出費がかさむのも、この世代の特徴だ。
一方で、家計管理に全く関心のない人もいる。横山さんはそういう人には、
「何にどれくらいお金を使っているのか、ざっくりとした家計簿をつけてみるといい」
と勧める。家計簿アプリなども多数存在するが、普通のやり方だと
ギブアップするのも早い。長続きしている人の家計簿には、家計管理と性質の
似た「ダイエット日誌」や「家の整理整頓記録」などとうまく組み合わせたものが
多いという。お金の使い方を把握するに当たり、横山さんが提唱しているのが
使途を「消費」「浪費」「投資」に3分類する方法だ。投資には文字通りの投資や
貯蓄の他、自分への投資も含む。さらに横山さんは、
「浪費をするのも大事なこと」と説く。
次回は(3)を掲載する予定です
「50代の親なら子供のことはある程度割り切って、その分を老後資金に回す
もっとも収入は決まっているわけだから、50代からため始めても限度がある。
その場合は、60歳前に目標額の60~70%をためられれば良しとすべき」。
お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで8000人以上の
赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著作は累計94万部となる。
近著に『手取り17万円からの貯金の教科書』(宝島社)
お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで8000人以上の
赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著作は累計94万部となる。
近著に『手取り17万円からの貯金の教科書』(宝島社)
50代はリタイア前にお金の使い方を見直す最後のチャンスでもある。
ほとんど貯蓄のできない家計のまま、年金生活に突入したら大変だ。
このタイミングで横山さんの元を相談に訪れる人も少なくないが、気になるのは
根拠のない自信から「うちの家計は無駄がないから、見てもらわなくて大丈夫。
保険だけ見直して」というタイプだという。 そういう人に限って、重大な問題点が
見逃されていることが多い。見栄を張って大盤振る舞いをする、義理の付き合いを
だらだら続けるなど昔ながらの出費がかさむのも、この世代の特徴だ。
一方で、家計管理に全く関心のない人もいる。横山さんはそういう人には、
「何にどれくらいお金を使っているのか、ざっくりとした家計簿をつけてみるといい」
と勧める。家計簿アプリなども多数存在するが、普通のやり方だと
ギブアップするのも早い。長続きしている人の家計簿には、家計管理と性質の
似た「ダイエット日誌」や「家の整理整頓記録」などとうまく組み合わせたものが
多いという。お金の使い方を把握するに当たり、横山さんが提唱しているのが
使途を「消費」「浪費」「投資」に3分類する方法だ。投資には文字通りの投資や
貯蓄の他、自分への投資も含む。さらに横山さんは、
「浪費をするのも大事なこと」と説く。
次回は(3)を掲載する予定です
家計の再点検 (1)
category - 花 庭
2015/
02/
10退職貧乏か安泰老後か 家計の再点検は50代までに
退職貧乏になるか、安泰老後をゲットするか
最終ラウンドにして勝敗を決するのが50代の過ごし方だ。
晩婚化の今、50代は教育費のピーク。教育費負担に青息吐息のまま
年金生活に突入すると、大変なことになる。家計再生コンサルタントの
横山光昭さんに、50代の有益な乗り切り方を聞いた。
「50代は老後資金のため時」という、長らく語り継がれてきたゴールデンルールが
崩壊しつつある。日本女性が第一子を出産する年齢の平均は30.4歳(2013年)。
30年前から約4歳上昇している。夫が3歳年上とすると、第一子が大学を卒業する際
夫は55歳。さらに第二子がいれば、第二子が巣立つのは夫の定年直前だ。
家計再生コンサルタントの横山光昭さんは
「最近の50代は、年々教育費と老後資金のバランスを取るのが
難しくなっている」と指摘する。
「年収が1500万円近くありながら、貯蓄が200万円という相談者がいた。
聞けば子供2人が同じ私学に通っていて、
半期で320万円近い学費が必要だという。
そのために毎月54万円ずつ積み立てをしており、
とても老後資金まで手が回らない、と」。
■教育費の割り切りも
そもそも、子供が大学生になって初めて学費のやりくりを考えるのでは遅い。
「本来なら、高校までの12年間に積立などで半分くらいは用意しておく必要がある」
と横山さんは言う。しかし幸い今は奨学金制度が充実しており、
親が高額所得者でも利用できるものも多い。
退職貧乏になるか、安泰老後をゲットするか
最終ラウンドにして勝敗を決するのが50代の過ごし方だ。
晩婚化の今、50代は教育費のピーク。教育費負担に青息吐息のまま
年金生活に突入すると、大変なことになる。家計再生コンサルタントの
横山光昭さんに、50代の有益な乗り切り方を聞いた。
「50代は老後資金のため時」という、長らく語り継がれてきたゴールデンルールが
崩壊しつつある。日本女性が第一子を出産する年齢の平均は30.4歳(2013年)。
30年前から約4歳上昇している。夫が3歳年上とすると、第一子が大学を卒業する際
夫は55歳。さらに第二子がいれば、第二子が巣立つのは夫の定年直前だ。
家計再生コンサルタントの横山光昭さんは
「最近の50代は、年々教育費と老後資金のバランスを取るのが
難しくなっている」と指摘する。
「年収が1500万円近くありながら、貯蓄が200万円という相談者がいた。
聞けば子供2人が同じ私学に通っていて、
半期で320万円近い学費が必要だという。
そのために毎月54万円ずつ積み立てをしており、
とても老後資金まで手が回らない、と」。
■教育費の割り切りも
そもそも、子供が大学生になって初めて学費のやりくりを考えるのでは遅い。
「本来なら、高校までの12年間に積立などで半分くらいは用意しておく必要がある」
と横山さんは言う。しかし幸い今は奨学金制度が充実しており、
親が高額所得者でも利用できるものも多い。
19才 (人を殺してみたかった)
category - 花 庭
2015/
02/
07話題
週刊新潮が殺人事件を起こした 名古屋大学女子大生の
顔写真と実名を公開し話題になっている。
世間ではこの公表決定に「未成年なのだからそれはやりすぎだ」
という彼女を擁護する声は少なく、未成年であっても獣のように人を殺す人間が
少年法で守られるのはおかしいと今回の公表に賛成する声が多いようだ。また、
ネットでは殺害報道の瞬間から実名や顔写真が特定され流出しているが、
家族構成や両親の情報は全くなく(妹だけ少し情報が流れていたが)
家族等に関しても掲載した記事は評価が高いようだ。
週刊新潮が殺人事件を起こした 名古屋大学女子大生の
顔写真と実名を公開し話題になっている。
世間ではこの公表決定に「未成年なのだからそれはやりすぎだ」
という彼女を擁護する声は少なく、未成年であっても獣のように人を殺す人間が
少年法で守られるのはおかしいと今回の公表に賛成する声が多いようだ。また、
ネットでは殺害報道の瞬間から実名や顔写真が特定され流出しているが、
家族構成や両親の情報は全くなく(妹だけ少し情報が流れていたが)
家族等に関しても掲載した記事は評価が高いようだ。
株式
category - 花 庭
2015/
02/
02◆株、下げ渋りの陰に日銀への期待 「法則」巡り思惑
2日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比
116円35銭(0.66%)安の1万7558円04銭で取引を終えた。取引時間中としては
1週間ぶりに心理的な節目の1万7500円を下回る場面もあったが、
売りが一巡すると相場は下げ渋った。底堅さを演出した
大きな要因は、節目割れを当面の下値とみた個人投資家の買い出動に加え、
日銀の上場投資信託(ETF)購入への思惑という。
2日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比
116円35銭(0.66%)安の1万7558円04銭で取引を終えた。取引時間中としては
1週間ぶりに心理的な節目の1万7500円を下回る場面もあったが、
売りが一巡すると相場は下げ渋った。底堅さを演出した
大きな要因は、節目割れを当面の下値とみた個人投資家の買い出動に加え、
日銀の上場投資信託(ETF)購入への思惑という。